コワーキングスペース苦手問題について

フリーランス・副業家にとって避けて通れない道であるコワーキングスペース。私はそのコワーキングスペースが苦手です。もう本当に超苦手。

というわけで今日は、これからコワーキングスペースでの仕事を考えている方の参考にしてもらえればと思い、どうして私がコワーキングスペースが苦手なのかについて考察してみます。

コワーキングスペースって?

本エントリーを書き出して思ったんですが、そもそもコワーキングの由来ってなんなんでしょうね。ワーキングはわかるんですが、コがわからないですよね。コが。

で、調べた見たところ。co- というのが「共に」という意味で、ガッチャンコすると「みんなで働く場所」という意味になるそう。へーそうなんだ。

調べた意味のとおり、みんなで集まって仕事をする場所のコワーキングスペース。ただし、みんなが独立して働いていて、会議室や事務所などは共有するのがコンセプトで、一緒といってもあくまでも場所が一緒ってことです。(Wikipedia調べ)

実際行ってみた感想

私が行ったのは当時勤務していた名古屋時代なんですが、「どこにいこうかなー」なんて悩んだ末、最も有名そうなところに行ってみました。まぁまずはビギナーが行きやすそうなところがいいじゃないですか。ハンバーガーデビューするなら、まずはマクドナルドみたいな。ね?

動機はかなり不純で、当時デザイナーを欲していた我が社は

「コワーキングスペースに行けば優秀なフリーランスのデザイナーと知り合えて、うまく誘えば仲間になってくれるんじゃね!?」

というもの。

コワーキングから自然なコミュニティが生まれ、一緒にプロジェクトをしたりすることもある、なんていうネットの知識を鵜呑みにしていた私は意気揚々と繰り出したのでした。

が、結果はうまくいきませんでした。

なぜなら、私がコミュ障だったから。

仕事だったらね、しゃべれるんですけどね。なんていうかビジネスを抜きにした関係性の構築が苦手なんですよね。なに喋っていいのか途端にわからなくなるんですよ。

でまぁ私の割と本気めの悩みは置いておいて、ともかくコミュ障だったので働いているコワーカーさんに話しかけるなんてハードルが高すぎた。人間、越えられない壁を目の前にすると、あまりの高さに驚くものです(偉そう)。

そんなわけで割と高めの会員費だけ支払って、意気揚々と撤退しました。意気揚々とね。

なぜ苦手だったのか

コミュ障だったのが全てと言ってしまえばそれまでなんですが、ちょっと言い訳させてください。いや、ちょっとじゃなくてかなり言い訳させてください。でないのエントリー成立しないんで。

1,小さく濃厚なコミュニティが既に存在していた

コワーキングスペース開業当時ならまだしも、既に実績のあるコワーキングスペースでは、小さなコミュニティがいっぱい存在していたんですね。

いうなれば学校に入学した一ヶ月後に転校してきた学生の気分です。

想像してください。教室の扉を開いた瞬間に寄せられる好奇心の入り混じった視線。品定めされるように一瞥された後、感想をコミュニティ内で共有するひそひそ声。平和な日本で生まれた私としては、これ以上の拷問を思いつきません。つらい、あれは辛いんだよ、ほんと。(転校3回の経験あり)

あの視線を前にすると、当時愛知県イチの人見知りと言われていた私は立ちすくんで動けなくなってしまったんですよね。

2,誰かと一緒に仕事したがるヤツ無理

といいつつもミジンコばりの小心が持ち合わせていた貴重な勇気を振り絞り、当時「人脈って大事だから!宝だから!」という思想に支配されていた私は、コワーキングスペースだけでなく、様々な勉強会や交流会に顔を出していたんですね。

そうするとですね、一定確率で現れるタイプの人がいるんですよね。

「一緒に何かできそうですね!」

という趣旨の発言をする方が。私は勝手にこのタイプの人を「一緒にナニか族」と呼んでいたんですが、ほんとにいるんですよ。もちろん私はそのとき「そうですね!面白そうです!」というんですが、同時にこうも思うんですよ、

「何かってナニ!!!!!!」

と。

基本今もそう考えているんですけど、人と一緒にしか何かを始められない人って、結果何もできない人だと思うんですよ。もしくは人のスキルに便乗した美味しいところだけ捕りたい方な気がしてならないんですよね。

もちろん偏見です。きっとそうじゃない人もいるはず。

でも何か成している人と、何か成している人が、お互いの良いところを合わせて初めて「これができそうですよね!」となるもんだと思うんです。スパークってそうやって産声をあげるものだと思うのです。

そういった方が現れてしまったんですよね、「一緒にナニか族」さんが、コワーキングスペースでも。

で、たじろいでしまいました。

引き続き盛り上がるコワーキングスペースビジネス

そんなたじろぐ私を尻目に、引き続き盛り上がってるんですよ、コワーキングビジネス。

潰れているコワーキングスペースもチラホラ見かけますが、皆さん知っていますか、WeWorkという黒船を。

見てください、このGoogleトレンドでの盛り上がり。

大企業も利用するコワーキングスペースとして急激に知名度を上げているわけなんですけれども、調べれば調べるほど出てくる「コミュニティ」というキーワード。

僕がWeWorkに入った3つの理由——快く頼り頼られる経済圏メリットと採用効果

https://www.businessinsider.jp/post-174133

WeWorkにはイノベーションが生まれる有機的なつながりがある

https://logmi.jp/business/articles/312044

WeWorkが日本にもたらす働き方とコミュニティの可能性とは?

https://visual-shift.jp/9598/

あーもう怖すぎる。そしてコミュ障の自分が憎すぎる。

ここではWeWorkの魅力についての説明は割愛しますが、まだまだ「共同オフィス」「コミュニティ」の掛け合わせは盛り下がりそうもありません。

とはいえコワーキングスペースには魅力がある

散々コミュ障にはコワーキングスペースという戦場は厳しすぎると吠えてきたわけなんですけれど、それでもやっぱりコワーキングスペースには魅力があるんですよね。

それは「孤独」から開放されること。

スタートアップや副業の方は、とにかく孤独。一人で部屋にこもって黙々と作業するのって、結構辛いんです。

「あれ、今日って人と話したっけ?」

なんて悲しいフレーズまで頭に浮かんでは消える始末。

図書館に行ったら勉強している人がいて頑張れる、みたいなのが原点だと思うんですが、やはり誰かが頑張ってるのを見ると刺激を受けるし、自分も頑張らなくてはと奮い立つことができます。

コミュニティはともかく、孤独から開放されるというのはとても魅力的です。

そんなわけで再びコワーキングスペースでも行ってみようかなぁ、なんて再び検討しはじめている懲りないミジンコの話でした。

参考になる情報を共有できた気が3ミリくらいしか無いわけでもありませんが、おわり。