著作権侵害せず正しく漫画画像を引用しよう

著作権と引用について学ぶ

最近、noteが流行っていることもあってか、ブログ業界がまた盛り上がってきているような気がしかせんか。個人的はウェブに携わるきっかけがブログだったので、そのブログが盛り上がることは大変嬉しい事態です。

さてそのブログですが、ちょ~っと気になることがあって記事にしてみることにしました。

安易に利用される漫画画像

結構な人気ブログでも、最近気軽に漫画画像が利用されていますよね。

例としてはこんな感じで。

人間、成長するためには定期的に挫折して危機感を持った方がいい

https://oreno-yuigon.hatenablog.com/

とてもためになる記事なので読んだことのない方は是非お目通しを。

漫画がウェブメディアでよく利用されるようになったきっかけは、僕の記憶している限りですが、「ブラックジャックによろしく」でお馴染みの佐藤秀峰さんが二次利用をOKのが始まりだったのではないでしょうか。

当時は、知名度もあって実写化もされているような人気漫画ということもあって、二次利用の許可は大きな話題になりましたよね。

「ブラよろ」2次利用フリーで「すごいことになった」 100万人超の読者獲得、「紙のコミックスに匹敵」 – ITmedia NEWS

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1210/18/news055.html

「ブラックジャックによろしく」2次利用についてのお知らせ – お知らせ|漫画onWeb

http://mangaonweb.com/news/2014/11/17/64

で、そこからブログなどで徐々に利用されれるようになっていき、他も漫画もブログに利用されることが多くなってきた気がします。

引用ならOKなのでは?

そうなんです。「引用」という範囲内なら著作権を侵害せずとも利用可能です。

引用の定義については、文化庁様がご丁寧にホームページで公開してくれています。こういうのってありがたいですね、素直に。

※はい、要チェックですよ〜(出典:「スラムダンク」コミックス4巻より)

引用の定義は以下の通り。

公正な慣行に合致すること,引用の目的上,正当な範囲内で行われることを条件とし,自分の著作物に他人の著作物を引用して利用することができる。同様の目的であれば,翻訳もできる。

http://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/gaiyo/chosakubutsu_jiyu.html

翻訳もできるんですね。お恥ずかしい話ですが、僕もこの記事書いてて初めて知りました。

で、そうなると「じゃあ正当な範囲内ってどれくらいやねん」ということになると思います。こちらについても先程のページについて記載してくださっておりまして、

  1. 他人の著作物を引用する必然性があること。
  2. かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
  3. 自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
  4. 出所の明示がなされていること。

ということでございます。

更に解説すると「主従関係」ってのは下図のようなイメージ。

まぁこれくらいだったら引用ですよ~ってことですね。(雑な説明)

「出所の明示」を忘れている場合が結構多い

で、最近の漫画画像などの使われ方として、「引用の範囲だから大丈夫っしょ」という方がとても多いようにお見受けするんですよね。まぁたぶん同じブロガー仲間とかから聞いたんだと思います。

けれど人様の汗水たらして作った漫画を利用させていただくわけですから、しっかり「出所の明示」をして上げて欲しいものです。

出典元は同じURL内には記載してあげれば良いと思います。

よく本なんかで引用が使われる場合は、最後にまとめて出典元が記載されていたりしますよね。なので、「画像の直後に~」といった形で無くても良いので、同じページ内には記載するようにいたしましょう。

というより、まずは文化庁の該当ページに一度目を通してみることをオススメします。

おわりに

冒頭で、著作権侵害に該当してしまいそうな記事をいくつかピックアップいたしました。けれどそれは弾弓したいわけではないんですよね。

該当ブログのファンなんですよ、僕。

そんなブログが、急に消えてしまったら悲しいじゃないですか。

自分でサーバーを借りて運営しているブログならともかく、はてなブログやnoteなどプラットホーム型のブログサービスを利用しているでは、クレームが入ると問答無用で削除、ということもあり得ます。

愛読書ならぬ、愛ブログを今後も読み続けたい。

そんな想いを乗せて、おせっかい甚だしい内容で、本エントリーをお送りいたしました。

おわり。